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お節介なのは自覚している。
だが、どうしても放っておけない。
うちのクラスは学年で一番成績が悪いとか、どうしようもない生徒ばっかりだとか、救いようがないだとか、教師たちはなにかと悪く言う。
だが、俺には分かる。
やればできる子、やらないだけ──って言葉はきっとうちのクラスのやつらのためにある。
本当はマメに声をかけて面倒を見てやれば、どいつもこいつもちゃんとやれるのだ。
要するに、ほんの少し背中を押してもらう分の愛情が足りていないだけ。
俺はできる限りこいつらに愛をわけてやる。それだけだ。
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