あらすじ

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あらすじ

重音と静音はある日階段から転落してしまう。静音がかばうようにして落ちたため、重音だけ無傷で目を覚ました。 静音は一命をとりとめたがICUで意識不明のままとなってしまった。このままでは内定取消しになってしまうため、重音は早く目を覚ますよう毎日神社でお祈りをした。するとある朝、重音は静音として目を覚ました。 体が入れ替わった訳ではなく、2人分の体を同時に操らなければならなくなってしまったのだ。静音の体のほうの重音は、時折自分を呼ぶ姉の声か聞こえる。そのうち姉の精神が戻ってくることを信じ、重音はそれまで姉を演じることを決意した。 ・神奈川への気持ち もともとあこがれていたが、姉のために熱心に見舞いをする姿にさらに心奪われる。 一度はこのまま姉の姿を借りて交際してしまおうという気持ちが芽生えるが、 神奈川は本物の姉にこそふさわしいと諦める。 ・本郷との関係 本郷だけは重音がけがをしていないか心配してくれたが、「姉に近づくためでしょ」 と深読みをする重音。そんな彼を試そうと静音の体でデートに誘うと、 案の定デートの最後に告白をする本郷。しかし、彼は静音の中身が重音だと気づいており、 それは重音に対して言った言葉だった。 ・誘拐騒ぎ 静音に振られた男性集団が逆恨みで誘拐を計画。 静音がさらわれそうになり重音が抵抗するも、二人とも拉致されてしまう。 別々の部屋に一度閉じ込められるが、同じ思考を有するため、 情報共有しながら機転を利かして脱出する。 ・姉の仕事 姉の精神が戻るまで代わりに働くことになった重音だが、 容姿をねたむお局の策略により、イベントに呼んでいたはずのパフォーマンス集団が来ないというピンチになる。 重音は一度疎遠になっていたダンスサークルの友人たちにかけあい、即興のダンスでなんとか乗り切る。
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