おばあちゃんと私

おばあちゃんの入院

　翌朝起きてすぐに携帯電話を確認する。それはもはや習慣となっていた。

おはよう。
ありがとう、私も安心しました。
今日は少しゆっくりして、明日からリハビリみたいです。
がんばります。

　その日の夕方、私はおばあちゃんに電話をした。お見舞いに行きたいと伝えると、おばあちゃんはもういつでも会えると言ってくれたので、さっそく次の日の午後にお見舞いに行くことにした。