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次の日。
別にあの後面白いことも無かったし、飛ばしてもいいだろ。
俺等は部活動に入っていない為、学校が終わると即帰宅だ。
昨日ヤンキーに絡まれた場所で、何やら人が集まっていた。
「父さん、アイツらだよ!!俺に怪我をさせたのは!!」
はぁ・・・まさか親を連れてくるとは・・・
見た目的にヤクザか?
面倒だな・・・
「・・・すまなかった」
・・・!?
「は、え、はい?」
昨日倒した奴の父親が、俺等に頭を下げた。
海里も動揺しているようで、言葉が出てきていない。
「私の息子が、君達に不正な行動をしたと聞いてな。
本当にすまなかった」
「あ・・・いえ、大丈夫です」
「それで、君達がもし良ければだけど・・・コイツにケンカの仕方を教えてくれないか?」
「「・・・は?」」
なんかこの男、凄く俺の考えの斜め上をいくんだけど。
まぁでも、これは小遣いが増えるチャンスと言うべきか。
「・・・いくら払いますか?」
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