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「今から部屋戻ってやろうぜ。」
研修で意気投合した4人。
社員旅行で久々に集まったがこの旅行が終わればまた別々に散らばってしまいなかなか会う事が出来なくなる。
「賛成!」
剣がそう言うと、美咲はピンと手を挙げた。
「和泉はどうする?」
「あ、私もやりたいかも?」
岳が聞くと雫は遠慮気味に答えた。
岳はVRを箱に戻すと3人を引き攣れ自室に戻っていった。
部屋に戻ると、二組敷かれた布団の上に四人は向かい合うように座り込んだ
岳から受け取ったVRゴーグルを直ぐに装着したのは剣と美咲だった。
「あれ? これ電源何処にあるの?」
真っ暗な画面に美咲はスイッチを手探りで探していた。
「うお! マジか! マジでスゲーよVR! チョーリアル!!」
ちゃっかりスイッチを入れてから装着した剣は目の前に広がる光景に興奮していた。
「あ! 点いた! うわ! ビックリしたー。 本当に目の前に電車があるー!」
スイッチを探し出した美咲は触れそうな距離に急に現れた電車に驚いていた。
岳が装着するのを確認した後、雫もスイッチを入れVRを装着した。
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