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一体何回目の告白だろう。一回目より二回目より深くなっていく。
マネージャーが説得する。
「藤ケ谷……でも部活は大切だよ?」
「俺もバスケは大切だよ。でも、北山さんとお昼ご飯食べたい。
朝も放課後も会えないし、土日も遊びにいけないなら、休み時間の度に会いにいきたい。遠山先輩も邪魔しないで」
マネージャーは怒っている。
「藤ケ谷のバカ!」
マネージャーは立ち去った。
「あんたのためを思って言ってんのよ!」
そう言い捨てて…。
(もしかしたら……あのひと、藤ケ谷くんのことが好きなんじゃ…)
「ごめん、遠山先輩は、小学校のミニバス時代からマネージャーなんだ」
かすれた声で藤ケ谷くんが言う。
「俺にしっかりしろって激励する担当」
「…いいひとだね」
「うん。
でも俺は北山さんが好き」
「…」
まっすぐで迷いのない瞳。
「ずっと俺の彼女でいて」
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