1 腐女子の姉の命令

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「じゃあここはどう?」 椅子の上に座っている人物は俺に紙を渡してきた。 そこには『青藍高校』と書かれている。 「ここってどんな学校なの?」 「男子校よ。それも全寮制の」 その言葉に俺は飛び上がろうとしたが正座をしていたため足が痺れていてそのままドタンと床に倒れ込んだ。 「嬉しいのは分かるけどうるさい」 「ごめんなさい」 俺は素直に謝る。 椅子の上に座っていた人物は椅子から降りて俺の方に近づいてきて俺の顎をくいっと上げる。
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