1人が本棚に入れています
本棚に追加
それでも、まだ本当には
母の事を分かっていませんでした。
普通より頑固で面倒臭い人。
ヒステリー起こすし変わってる。
それくらいにしか思ってませんでした。
当たり前の様に反抗期になった私は、
「勉強しろ」
と言われたので勉強しませんでした。
それでも赤点は…ほぼ取りませんでした。(日本史興味無くて笑)
今ならもう少し勉強しとけば良かったと思います。
高校受験も特に教科書を開く事もなく
早くいじめが終わる事だけを考えていました。
それでも、一家に一台パソコンと言われている時代にインターネットのイの字も無い家に居ては将来が危ういと思い、ITを学べる高校に行こうと考えていました。
調べると、私でも入学出来るレベルの学校でした。
近くにそこしか無いとはいえ、少し荒れていると噂のある学校でした。
しかし、私にとっては(頭のいい同級生が)誰も来なさそうな高校は好都合でした。
しかし、母の勧める女子高に奇跡的に受かったのが最悪でした。
適当に答案書いたのに、生徒が例年よりひとクラス分少なかったのです。(本当は喜ぶところなのは分かってます。)
高校生になったら彼氏が出来るかも!
パソコン得意になればいい仕事が貰える!
空手部に入りたい!
そんな夢は全て消えました。
女子高で、普通科で、空手部はありません。
母は私の意見を聞く事なく、女子高を選びました。
じゃあ、お前が行けよ。
お前が決めたんだから、お前が行けば?
最初のコメントを投稿しよう!