友達・自由・親切

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それでも、まだ本当には 母の事を分かっていませんでした。 普通より頑固で面倒臭い人。 ヒステリー起こすし変わってる。 それくらいにしか思ってませんでした。 当たり前の様に反抗期になった私は、 「勉強しろ」 と言われたので勉強しませんでした。 それでも赤点は…ほぼ取りませんでした。(日本史興味無くて笑) 今ならもう少し勉強しとけば良かったと思います。 高校受験も特に教科書を開く事もなく 早くいじめが終わる事だけを考えていました。 それでも、一家に一台パソコンと言われている時代にインターネットのイの字も無い家に居ては将来が危ういと思い、ITを学べる高校に行こうと考えていました。 調べると、私でも入学出来るレベルの学校でした。 近くにそこしか無いとはいえ、少し荒れていると噂のある学校でした。 しかし、私にとっては(頭のいい同級生が)誰も来なさそうな高校は好都合でした。 しかし、母の勧める女子高に奇跡的に受かったのが最悪でした。 適当に答案書いたのに、生徒が例年よりひとクラス分少なかったのです。(本当は喜ぶところなのは分かってます。) 高校生になったら彼氏が出来るかも! パソコン得意になればいい仕事が貰える! 空手部に入りたい! そんな夢は全て消えました。 女子高で、普通科で、空手部はありません。 母は私の意見を聞く事なく、女子高を選びました。 じゃあ、お前が行けよ。 お前が決めたんだから、お前が行けば?
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