幼い頃の記憶

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そんな母に育てられた私は、普通に育てられた子供には異質に見えたのでしょう。 小学生になる前から、既にいじめられていました。 初孫で長女だった私は甘やかされ、母にはないがしろにされるという歪な生活の為、ひねくれてワガママな子供だったんだと思います。 男子は特に私を気持ち悪がりました。 これも後から気が付きましたが、私には皆が当たり前に持っている常識が欠けていました。 他にも色々思い当たる節がありますが、それは後で書きたいと思います。 いじめは幼い子のする事ですから、無視や差別でも酷いものではありませんでした。 この頃はまだ私もカッコイイ男の子に初恋をしたり、兄弟が欲しくてお母さんが妊娠したなんて噂を広めたりしたくらいです。 でも、何故か私だけ人に嫌われやすい様な気がしていました。 しかし、それも小学生になれば変わるだろうと思っていました。
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