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タッくんのその言葉に束砂さんが、深々と頭を下げた。
「皆さん、ありがとうございます。まさか、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの両方を用意してもらえるとは……」
「げたんわくんの案だよ。優しい兄貴分だね」
げたんわくん、何故か顔を赤くしている。照れているようだ。
その後、きっちりスイーツ食べ放題を満喫するみんなを伊織先生が、パチパチと写真に収めていたが、「親父邪魔!」とスイーツを食い尽くす親父がチラチラと横に入り、伊織先生キレていた。
そろそろ、お開きとなったとき、束砂さんが、「どうしましょう?」と困った声をあげた。
「どうしたの?」
と香多くんが尋ねる。
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