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「ん…ふぁ…今何時?…眩しい…朝…?」
カーテンから射し込む光りにむくりと私はベッドから起き上がる。
今日は仕事は休み。昨日はあれから彼とテレビを見たり話したりして一緒に眠った。
まだ彼は眠ってるのかな?
隣を見るも、彼の姿はない。いつ起きたのかな。
次に視線を壁掛け時計に移動させると、朝の9時。起きるにはちょうど良い時間だ。
お腹も空いたし、慧にご飯を作って貰おう。
私はパジャマ姿のまま、ベッドから降りる。スリッパを履いて、彼を探そうと部屋のドアへと向かった。すると__
ガチャ
ドアが開く。
そこにいたのは白衣姿に眼鏡を身につけた慧だった。
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