上司の部屋で、ブルーは王にキスをする

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* 「失礼します。おはようございます……室長?」 ヒーロー管理部会のビルの最上階。滅多に人が出入りしない室長室のドアをノックして、中へと入ってみるが。誰もいない。 「室長ならいつも通り室長室にいると思うから、勝手に入って良いよ」って言われて来たのに。周りを見渡しても、ありとあらゆる防具や武器の作りかけが転がり落ちているくらいだ。 「それにしても、いつもここは機材だらけで凄いなぁ。また新しい武器でも作ってるのかな?室長」 机に無造作に置かれてある剣を手にしては、その作りをまじまじと眺める。 男の子ならきっと誰でも憧れてしまいそうなかっこいい剣ばかり。構えるだけで、なんとなく強くなった気分になれる。 「欲しいなコレ」 なんて。 「残念ながらこれは失敗作なのだよブルー君。後それに、君のような華奢な男子にはもっと軽めの武器が良い」 剣に夢中になっていた僕の背後から、突然ケタケタと陽気な笑い声が聞こえた。 咄嗟に振り向こうとしたが。その前に僕のお尻がガッチリと両手で掴まれ、そしてそのままモミモミと揉まれる。     
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