歪な恋は聖夜に始まる。

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「あっ…ぁ、みこっ…尊ッ、お腹…ぐるじぃれふ…っ」 「だから何だ? 苦しいのが好きなんだろ?」  設楽が無造作に伸ばした手で真崎の腹を押し下げれば、中でごろごろと球が動く異様な感触が腹筋の内部から伝わってきた。 「ひぎぃいいッ! ごわれ…ッ、おぐ…ごわれりゅうっ」  喉元を仰け反らせ、全身を強張らせる真崎に小さく笑い、設楽はもう片方の手で後孔に埋め込んだプラグを引き抜いた。ぐぷりと襞がめくれ上がり、中の媚肉が顔を覗かせる。  同時に、手前にあった球が一つ、真崎の中から転げ落ちて床を叩く。その音に、真崎が視線を揺らめかせた。 「…ぁ」 「誰が出して良いって言ったんだ。あ?」  腹の上に乗せたままの手を設楽が押し下げれば、真崎の躰がビクリと跳ねる。 「いぎぃ…っ、もっ、しわけ…ごじゃいませ…」 「仕置きをされたくてわざとやってんのか? どうしようもねぇ淫乱だな」  僅かに力を抜いた手で薄い腹筋を撫でる。可愛がるような手つきだが、その指先にはしっかりと球の感触があった。真崎が、必死に頭を振る。 「ひ…ッ、違っ…」 「そんなに気持ち良いなら玩具にイかせてもらえ」     
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