2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
初めて人に宛てた文を書きます。 あなたと出会ったのは少し肌寒い日の夜中でしたね。 僕はあの時、あの時間に連絡が来たことに驚きを隠せませんでした。 そしてすぐ、その日に会うとなったときに戸惑ったのをよく覚えています。 (本当に会っても大丈夫なのかな。やっぱりやめておこうかな。) 正直に言うと恐怖心や不安感があったのは事実です。 でもあなたの車に乗ってあなたの顔を見たとき、そんな気持ちが吹き飛んでいきました。 まるで運命のようにまさに一目ぼれでした。 何度か会っているうちにずっと一緒にいたい、隣にいてほしい、 そう思うようになっていきました。 5月3日、覚えていますか? 初めての告白で過呼吸になりながらも気持ちを伝えて初めて恋人になった日です。 受け止めてくれたことが泣いてしまうほどに嬉しくて、困らせてしまったことは今でも申 し訳なかったなと思っています。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!