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一体どうやってこれを論破したらいいんだろ。ああ言えばこう言うし。この場合はどうなの?例えばこんなことになったら?といくら尋ねても、それも想定の範囲内だって返されてしまったら。しまいには何も言えなくなりそうだ。
多分今は頭に血が上ってのぼせてるんだ。そのうち彼らがわたしに飽きて、それぞれ自然と熱が冷めていくのを辛抱強く待つしかないのかな…。
高松くんが熱く、興奮した部分を擦るようにわたしの身体に押しつけてきた。忙しなく弾み始めた呼吸混じりに訴えかけてくる。
「まな。ベッド行こう。…まなが欲しい、今すぐ。身体の隅々から奥の奥まで。滅茶苦茶に愛してあげる…」
「あぁ…、まな。可愛いよ…」
乱れる複数の呼吸が入り混じる。自分の身体の敏感な、感じやすい全ての場所がいくつもの手や口で絶え間なく刺激され続けて頭がぼうっとしてくる。もうどこを、誰にどうされてるのかもわからない…。
両脚の間から高松くんの掠れた甘い声がするから、彼の現在の位置がそこだってわかる。さっきからずっとわたしの切なく膨らんだそこを揉みしだいてる指も。
「ここを、こうされると。我慢できないくらい欲しくなっちゃうんだな。こんなにひくついて涎垂らして。…腰もいやらしく動きっ放しだよ…」
「ああっ、あぁん、駄目ぇ…、そこばっか…」
「駄目とか言いながら。乳首もこんなに尖らせちゃって。ここが気持ちいい、もっと弄ってって言ってるよ…」
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