第18章 結婚するよ

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わかってるってば。そっと慰めるように、焦らすようにすればいいんでしょ。ほかの男の子たちも口でされるのはみんな好きだけど、やっぱりそこで終わりたくないらしく寸止めを求められる。だから加減はわかってるつもりだけど。しかしこんな経験ばっか積んでこなれてもね。一体どこで使えばいいんだ、こんな技術。 柔らかく口の中でそっと嬲るように。神野くんが喘ぎ、切なく身を捩らせる様子にぞくぞくするくらい興奮する。後ろでわたしのそこを観察してる二人がぐい、と腰を持ち上げて脚を開かせた。 「ほら、見ろよ。男のを舐めるだけでもう…、こんな、赤く腫れて膨らんできた。いやらしいな、舐めながら発情しちゃって。ここ、こうしたらもっと悦ぶかな」 くいくい、と擦られて思わず腰が動く。ああ…、もう、駄目。早く挿れて…。 「すげ、硬くなってこりこりしてる。エッチな反応だな。ほら、溢れて下まで流れ落ちそうだよ。こんな淫乱なここは何かで塞いでやらないと…」 「ああ、もう、俺無理。…まな、思いきり突くぞ」 幸い上林くんも我慢の限界だったみたい。いきなり背後から発情した大きな獣みたいにのしかかってぐいぐいと押し込んできた。荒々しく何度も奥を突き上げられ、身震いして腰を回す。…すっごい、気持ちいい…。 神野くんが慌てたように身を引き、わたしの口から逃れた。ああ…、今、口塞いでくれないと。 すごいいやらしい声が出ちゃう…。 「はあっ、あぁん、いやぁ…んっ!」 「あっ、まな、いいよ…、ぐちょぐちょなのに。…すごい、締まるよ…、あぁっ、最高…」     
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