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高松くんは容赦なくわたしの身体を弄り続けてる。わたしは雌の獣みたいに挿れられたものを貪った。なりふり構わず腰を遣い、身悶えして…。
「あぁっ、やん、いく…ぅっ!」
「まな…、あっ、俺の…、はぁっ、愛してる…」
ずん、と奥で重い悦びが爆発した。手脚の力が抜けて崩折れるようにベッドに横たわる。
ひくひくと背中を震わせる上林くんに乗られて身動きできない。彼が荒い息混じりに甘く囁いて顔を寄せてきた。
「まな。…まな、大好き。可愛かったよ…」
抱きしめてキスする上林くんに神野くんが割り込むように声をかける。
「上林。…代わって。そこ」
珍しい。自分から神野くんが来るなんて。上林くんもちょっと意表を突かれたみたいで、「おお」とか呟きながら素直にベッドから退いた。すかさず神野くんがわたしの上に覆い被さってくる。
やっぱりさっき、中途半端に刺激されたから我慢がきつかったのかな。あんまりないことだけど初めにぎゅっとわたしの全身をきつく抱きすくめる。それから耳許で小さな声で囁いた。
「最後は。…俺で、いって。ちゃんと満足させて、あげるから。…反応抑えなくていい」
それから前戯もなく逸るようにぐっと入ってきた。途端にそこから全身にじんじんと切ない快感が広がる。ただそのまま入ってるだけで動いてすらいないのに。…あそこが溶けそう。
「はあ…ぁ、んっ、ん…っ」
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