くすり指

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 私はそののまま台所に向かい炊飯器を開いた。温かいご飯を手によそいおにぎりを握った。夫のために夜食を作らなければならない。  私はくすり指についたご飯を舌で舐めとると自然に口角が上がってきた。 「おいしい」
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