第6話

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内容の文字数のわりに、用紙のサイズが大きい。いつもほとんどが余白である。 もっと小さな便箋にすれば良いものを…と思ったが、コピー用紙を使っているのは、やはり犯人の特定をしにくくする戦術であるのだろう。と琴音は思っていた。 クローゼットは天男と隣同士で見られてしまう可能性があるし、様々な物置きは天男・天音も開けることがあるので、手紙はドレッサーの引き出しに入れていた。
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