第7話

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「あの…白鳥さん。やっぱり家じゃなくて、そこの公園でも良いですか?今日は娘がいるんです」 周囲を見渡し、真っ先に目についた"代わりの場所"が、公園だった。 その"公園"は、さくらが丘の下流にある。 ただし公園と言っても名ばかりで、遊具はなく芝生の小さな敷地だが、出入り口に【さくら公園】と書かれている看板があるので、住人は、そう呼んでいるだけだ。
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