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木枯らし吹く師走の日。
るんたったー♪
るんたったー♪
「ふんふ♪ふんふ♪ふー♪」
珍しくぐうたらパンダが何やらオコタに潜り、鼻歌まじりにはりきっておりました。
「ミズキンダ?何してるの?」
パンダの向かいに座ってミカンの皮を剥きながらサラメンコが尋ねました。
「チョメ騎手の誕生日プレゼント考えてたのー♪」
「……はぁ」
ご機嫌パンダをジト目でサラがため息漏らす。
「何さ?」
「……どうせミズキンダの事だからろくでもない事考えてそうだなって」
「そんなことないよ?見て!」
パンダが冬毛増量もふもふおててで何か数枚の紙切れを差し出す。
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