恋人の丘
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「頑張りすぎだよ」 始めてのデートの日、サキが変に浮かれていたことを可笑しく思いながら、ポケットのなかの南京錠を取り出した。そこにサインペンで名前を書き込む。サキも隣へ名前を書いた。俺はそれを展望台の柵にはめ込む。聖地に並んだ鍵の数が一つ増えた。南京錠は固い絆で結ばれた恋人たちの証だ。それから二人で、丘の上のシンボルベルを打ち鳴らすと、俺はあらためてサキにプロポーズをした。
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