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翌日
一年に一度だけあいつはくたくたになって俺に甘える。
その日俺達は世界中を駆け回る。いくら黒猫や飛脚と手分けしているからって手は抜けない。
翌日死んだ様に眠るあいつの柔らかな髪に鼻を埋め「お疲れ」と言うと、俺の角に優しく触れ「俺へのプレゼントは?」なんて答えの分かり切った質問をされた。
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<作家名>
蜜鳥
<主な作品>
「多分運命ですが」
「知りたがりの僕らはいつも」
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