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千晶『今、豊嶋って言った??』
頭の中で混乱していると
スーツ姿の男は何も言わず通り過ぎた
千晶「あの!!」
瞬時に男の足が止まる
千晶「さっきはありがとうございました!」
「たいした事はしていない」
そう言うと歩きだそうとする
男に千晶は立ち塞がった、
「今度はなんだ」
じっと見つめ 目が合う
千晶『 本当に そっくり 』
千晶「お名前…豊嶋なんですか?」
「 それが何 」
千晶「もしかして… 雅?」
その瞬間 反応させるが
またいつもの表情に戻る…
「はっ、 雅?
そいつは双子の弟だけど」
千晶「弟!?」
「話は済んだだろ 俺は忙しい」
千晶「待ってください!」
千晶がまた近づこうとした瞬間!
突然振り向くとぐいっと顎を掴んだ
触れられそうな近さで瞬時に止まる
千晶「!?」
「うるせぇよ これ以上近づくな」
強く睨みつけてから
離すとスーツ姿の男は去って行った
千晶『 あのヤクザが・・・・・・ 』
立ち尽くしながら
後ろ姿を見つめ続ける事しかできなかった
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