主要キャラクター設定

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主要キャラクター設定

楠田:頭頂部毛髪的マイノリティ 頭頂部が薄いのを気にしている。マイノリティという言葉が嫌い。なぜなら、ハゲだって一種のマイノリティなのに、しかもマイノリティマジョリティ関係なく当事者にとっては深刻な問題なのに、ハゲだけは笑いのネタにしてOKとされる空気があるからだ。その辺りに納得がいかなく、いつも道上に愚痴っている。ハゲでさえなければ、と負のスパイラルに陥りがち。 道上:額後退毛髪的マイノリティ 楠田の幼馴染。髪の毛サラサラで王子様系だったが、24歳を超えた頃からおでこが気になり始める。ただ、代々薄毛の家系なので、結構諦めはついている。優しい性格で、楠田のグチの聞き役に回ることが多い。 増毛:毛髪的マイノリティ → マジョリティ 楠田、道上の同級生。ハゲを気にして20代に植毛した。暗くてネチネチした性格だったのが、明るい自信家に変わる。起業して成功しモデルの彼女ができるなど、順風満帆な人生を謳歌中。 カヨコ:環境的マイノリティ 増毛の従妹。幼い頃に両親が離婚し、母親と2人で生活していたが、母親が間もなく再婚し父親違いの弟ができた。家に居づらくなって、大学入学と同時に一人暮らしを開始。彼氏と同棲するがDVに合い、増毛の力を借りて何とか別れた。他人を信用していなくて、普通に話はするし冗談も言うが、一定の距離を置こうとする。 ヒナ:性的マイノリティ 人は人、自分は自分と割り切っていて、昔からバイセクシャルであることは特に隠していない。ハゲについて愚痴る楠田を「小さい男」と一刀両断する。 堂島:身体的マイノリティ 舞台役者として活躍していたが、事故で半身不随になった。一時は生きる気力を失ったが、今は立ち直り、再び舞台に立っている。 橋本:性格的マイノリティ いつも堂々と多くの人の前でお経を読んだり説法しているのに、極度に緊張すると倒れる。伸ばすとフサフサだが、頭は剃っている。 山田:人種的マイノリティ 名前を聞いても場所が分からない某国の母を持つ。昔はいじめられたが、一度キレて仕返ししてからはなくなった。その経験からか、人を小馬鹿にしたような態度を取るが、本来の性格と思われる無邪気な一面も垣間見せる。
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