【一】

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芸術家仲間と称する奇抜な見舞客達は、時間が経っても入れ替わり立ち替わりやって来た。 人望はある人なのだろう。 一緒に騒ぐのも、彼らに頼んで酒やタバコを持ち込むのも日常茶飯事。 叱ると反対に嬉しそうにする始末。 困った人だけどどうにも憎めないと言うのが、大方の意見だった。
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