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「ねえ・・・驚いている私を撮らないの?シャッターチャンスでしょ」 「その顔見ていいの俺だけ。写真に撮って大勢に見られたら嫌じゃん」 この素直な言葉を聞いて、さっきまでの小さなことで機嫌悪くしていたことなんて吹き飛んだ。 指輪を総司さんに渡すと薬指へとはめてくれた。 終えたことはないのに、サイズはぴったり。 「結婚しても俺は日本飛び出して撮影することもあると思う。 だからその間望美ちゃんは寂しいかもしれないけど・・・」 「平気、私もカメラ始めればいい。総司さんとカメラの旅がしたい。お願い連れて行ってよ」 「いいの?俺本当に自由なやつだよ?」 「私も思ったら行動しちゃう派なの。それにもう離れているの嫌だ。子供じゃないんだしさ?」 背伸びをして総司さんの首に腕を巻き付け深い深いキスをした。 ?誓いのキスは甘いキャラメルみたいな味だった
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