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はだける赤い襦袢。
腰巻は次の瞬間に剥ぎ取られた。
顕わにされた小さな黒い茂みを慌てて隠そうとするも叶わない。
両の手首を大きな手で一つに束ねられ、もう片方の手で茂みをまさぐられる。
「柔らかいな…」
男が呟く。感情が素直にこぼれるかのように。
しばらく細く薄めの茂みの手触りをあじわう。
やがて太い指が茂みの奥の割れ目をなぞる。
”クチュ”
微熱と湿り気を帯びた割れ目が不本意な音を立てる。
調子づいた男の指が小刻みに動く速度を増してゆく。
「クッ、クッ、クッ……」
必死に唇を噛みしめ漏れないようにと留める声が漏れる。
潤いを増していく美斗。不本意な音も増していく。
頃合いと思った男が湯帷子を脱ぎ、フンドシを脱ぎ捨てる。
磨き上げられたかのような筋肉質の身体から湯気が焔のように立ち昇る。
要為る【それ】は大きく天井を仰ぐ。
女は自らの胸間ごしにそれを視るも、慌てて目を閉じて顔を背ける。
「そなた、儂の側室となれ」
男は命じると同時に、女の腰を掴んで美斗に割って入る。
ググッ。
問答無用に押し通される一物。女は突然の破瓜の痛みに息を詰む。
「グゥッ!!」
眦から涙が一筋こぼれる。
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