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「いや、私に名前はないんだ。
…あえて言うなら、1番って呼ばれてるよ。」
番号……?
「へー。でもせっかく綺麗な白髪に銀の目なのに、呼び名が1番じゃちょっと味気ないね。」
「そうだね。
私もそう思うんだけど、私が神様だからと皆遠慮して、名前も付けてくれないんだよ。」
「あ、じゃあ瑞葵と私が考えても……?」
「本当に…?考えてくれるの?」
「いいね、そうゆうの。
名前か……。何がいいだろ。」
「せっかくだから、神様のイメージの名前にしたいよね!」
そうと決まれば考えなくちゃ!
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あれから、大体30分…。
2人でああでもない、こうでもないと考えた結果…。
「「白銀でどう(ですか)…?」」
「白銀…。いいね!
見事に私の色だ。嬉しいよ。」
「喜んで貰えて良かったです!」
えへへぇー。頑張って考えたからね!
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