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頭が酷くぼんやりしている気がする。
ここは…
「やぁ。やっとお目覚めだね。」
!?
誰かいたのに全然気づかなかった…。
「驚いてるところ悪いんだけど、もう一人の子も起こしてくれると助かるかな。
私は君たちに触れられないから、優しく起こすことが出来なくて困っていたんだ。」
その声は、女性なのか、男性なのか。
大人なのか、子供なのか判断がつかない不思議な声で、
理解できない事を言った。
「あ、その顔は自分の状態を解ってないね?」
いや、うん。
だってまずここがどこか知らないし、
それ以前にあんた誰だよ。
「あ、そうだよね!
名乗ってなかったの忘れてたよ。
私は君たちからしたら、神様って所かな。」
へー。
「いや、反応薄くない?」
いや、だって実感わかないし。
てか、顔も見えないのにどうしろと...?
「あ、そうだったね。
今見えるようにするから、ちょっと待ってね~。」
うわっ、ちょっ。
さらに眩しいんですけど!?
「あ、ごめんごめん。」
いや、謝られても…
って今更だけど、さらっと心読まれてるよねこれ。
「あ、うん。そうだね。
つい癖でやっちゃうんだけど、
人からしたら嫌だよね。」
「いや、今更過ぎてどっちでもいいけど。。。
まぁ、とりあえず紗良起こしたら喋らないとだし。」
という訳で、、、
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