241人が本棚に入れています
本棚に追加
「僕は別にどっちでもいいけど、紗良は?どうする?」
「え、え、私も別にどっちでも……」
だって、急に転生って言われても実感が湧かない……。
「まぁ、そう言うと思ってたから、二択ね?
僕と2人で旅しながら過ごすか、新しい家族と僕とも姉妹として過ごすか、どっちがいい?」
「うっ、瑞葵と二人旅……!
でも、姉妹になるのも捨て難い……。
はっ!姉妹になれば一緒に旅行とか行き放題なんじゃ……!
でもでも……」ブツブツ
わわわ!どっちも魅力的なんだけど!
とうしよ!
「はぁー。とりあえず、どっちも捨て難いとか言ってる人は置いといて。
異世界に転生する事は決定事項なんだよね?」
「そうだね。私のせいだけど、君たちの魂はまだ寿命が残っているし、予定より早く死んでしまったせいで普通に転生する事が出来ないんだ。
だから、今ある記憶を持ったままになるし、別の世界でになってしまうけど寿命を全うして欲しいんだ。」
「なるほどね。まぁ、そこら辺は良くある話。
でも、このまま転生させられても色々知らないから困るんだけど?」
「あぁ、そこら辺h「瑞葵と兄弟の方がやっぱりいい……!」」
「はっ!ご、ごめんなさい!」
ずっと考えてたせいで、言葉被せちゃった!
でも、二人旅もいいけど、姉妹になればずっと一緒に居ても問題ないもんね!
最初のコメントを投稿しよう!