第12章:邂逅遭遇 2

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青に変わった横断歩道を渡り、ロッテリアの先に置かれた献花台に花を添えて、手を合わせた。 そして、脳裏に犯行当時の映像が浮かぶ中、不意に左側から感じた気配。 他にも、誰かが花を手向けに来たのだろう。 ヨウコはゆっくりと目を開け、何気なく左へ視線を移した瞬間、息を呑んだ。 そこには、銀髪の青年の姿があった。
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