第13章:邂逅遭遇 3

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翌朝、枕元に置かれたデジタル時計のアラーム音で目が覚めると、ヨウコは自室のベッドで横になっていた。 時刻は午前7時。 カーテンの隙間から差し込む日の光に、思わず目を細める。 そして、体を起こしたのとほぼ同時にヤスヒトと出会った昨日の出来事が、脳内で鮮明に蘇った。 ―――― あれは、夢じゃない……。 しかし、どうやってここまで帰って来たのかは、思い出せない。
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