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「あなた、若いのにマッサージすごく上手いのね」
「ありがとうございます」
「ねぇ。他にお客さんも居ないみたいだし、ちょっとサービスしてくれない?」
「えっ?」
私はゆっくりと起き上がり微笑むと、自身の左胸に青年の右手をあてがった。
「申し訳ありませんが、こちらはそういったお店ではありませんので……」
「じゃあ、外でなら良いのかしら?」
「いえ、そういうことでは……」
困った顔も可愛いわね。
私は彼に絡むように抱き着いた。
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