第3章:トキコ【厚顔無恥 2】

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「あなた、若いのにマッサージすごく上手いのね」 「ありがとうございます」 「ねぇ。他にお客さんも居ないみたいだし、ちょっとサービスしてくれない?」 「えっ?」 私はゆっくりと起き上がり微笑むと、自身の左胸に青年の右手をあてがった。 「申し訳ありませんが、こちらはそういったお店ではありませんので……」 「じゃあ、外でなら良いのかしら?」 「いえ、そういうことでは……」 困った顔も可愛いわね。 私は彼に絡むように抱き着いた。
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