主要キャラクター設定

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神崎マドカ(かんざきまどか) 32歳男性。国立感染研究所の研究員。天才かつ変人。 髪を伸ばしたやや中性的なイケメンだが、人間よりウイルスを愛している。 研究のためなら、どんな突拍子なこともするが、そのひらめきは天才的で成果を上げることが多い。 日々新しいウイルスに出会うため、世界中のネットの与太話に目を向けている若干オカルト寄りなものを好む部分もある。 ネットでささめたちの住む町に広がる奇病の噂を聞きつけて防護服姿でやってきて、奇異の目で見られるが本人はそんなことは構わない。 ささめの冬虫夏草みたいという言葉を信じて調査を始める。 神崎良介(かんざきりょうすけ) 28歳男性。厚生労働省に勤務している、神崎マドカのいとこ。 筋骨隆々としたエリートとはほど遠い外見だが、省内では将来を期待されている。 人間寄生型冬虫夏草のことをマドカから報告され、最初は半信半疑だったが、否応なしに協力することになってしまう。 冬虫夏草(とうちゅうかそう) 昆虫に寄生して体内に侵入し、栄養分を吸収しながら菌糸を増やし、最終的には昆虫の体内から発芽する子嚢(しのう)菌類バッカクキン科のキノコ。 冬は虫の姿だが夏は植物になるということからこの名が付いた。 菌によって寄生する種類が決まっており、人間に寄生する種はない。 昆虫の異常発生を抑制する寄生菌(害虫の天敵)に分類され、488種が発見されている。
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