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次男と父親
冒頭にも紹介したとおり、次男は
知的障害を伴う自閉症です。
異変に気づいたのは、2歳を少し過ぎた頃。
出始めていた言葉が減っていき、ほとんど話さなくなったことと
理由のわからない癇癪や、ワガママともとれる行動が 増えてきたのがきっかけでした。
一歳半を過ぎた頃から、『じぃちゃん』や『まんま、いる』などの発信や
こちらからの『ゴミ捨ててきて』などに対する受信も、普通にできていた次男。
それが、2歳前になる頃には 呼びかけに振り向きもせず
自分がやりたい遊びとなると、納得するまで断固として中断もしない
止めようとしたり、他のことに誘おうとすれば 大声をあげて怒るなど
とても自己チューな幼児になっていました。
変だな、小難しい子だな とは思いつつも
そのまま保育園に預け パートに出ていた私は、次男が2歳半になり 保育園である事件を起こすまで、次男の抱える問題には 気づきもしませんでした。
その事件とは。
保育園での昼食時、当時食事への干渉を嫌っていた次男は 先生に『あ-ん』と食べさせてもらうことも嫌がり、こぼしながらではありますが 自分でフォークで食べていました。
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