次男と父親

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その次男のご飯のお茶碗が、からっぽになっていたので 先生が『ご飯はごちそうさまね』と お茶碗をさげてくれたそうです。 すると突然、まだオカズを食べていた次男が 怒ってフォークを投げ捨て、自分も椅子から転げ落ち 近くに落ちたそのフォークで、自分のお腹を 何度も何度も突き刺したのだと お迎えに行った私に、『怪我はしませんでしたが、すみませんでした』と 先生が頭を下げたことでした。 それは、家ではよくあること… 私は内心『とうとう保育園でも…』と思いながらも 『こちらこそ、お騒がせして。すみませんでした(*_*)。』と謝り 『他に、園でご迷惑をかけてるよぅなことは ありませんか』と 尋ねたんです。 先生方は、顔を見合わせ 少し遠慮がちに 『実は…迷惑ってほどではないんですが…』と 園での次男の様子について、話し始めてくれました。 先生が私に話してくれた、次男の園での様子とは。 私の想像を、はるかに越えるものでした。
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