1人が本棚に入れています
本棚に追加
時計を見ると、
徒歩で間に合う時間は過ぎていた!?
「遅刻だわ!!
自転車で行かなくちゃ!!」
「わーい♪」
マンションの駐輪場に行き、
自転車を出して、
広いスペースに来たら、
秋菜は自転車にまたがり、
両足を踏ん張る!!
剛士は後輪の子ども乗せに、
自力で上ってもらう。
年少の時は、
聖羅が後輪、
剛士が前輪の子ども乗せに乗せたのだが、
聖羅が卒園したので、
お姉ちゃんの席に、
乗れるのが、
嬉しかったのか、
剛士は、
積極的に後輪の子ども乗せに乗るようになった!!
今でこそ、
後輪のスタンドを留めている出っ張ったネジみたいな所に足をかけて、
ひょいっと上れるようになったけれど、
最初は、
前輪の子ども乗せに持ち上げて乗せたいほどに、
時間がかかった!!
持ち上げようと手を出すと、
「自分でやる!!」
と、剛士はキレていた!?
秋菜は、
ペダルを漕ぎながら、
思い出していた。
毎日やっているうちに、
いつの間にか、
自分で後輪の子ども乗せに上れるのが、
当たり前になっちゃったわね……。
最初のコメントを投稿しよう!