2章

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「あ、2人とも起きたんですね。おはようございます。」 とリンがユリカとレインに言う。 「おはようございます。」 「おはよう。」 と返事をした2人。 そして味の無い食事が終わり、 ? 「レイン、だったか?俺達とこのゲームを攻略しよう。」 と提案する俺。 「そうですね。ご一緒させてもらいましょう。黒樹がおかしくなったのは、僕の所為だから…。」 「それは違うわ。私が貴方に助けを求めたから…。」 「イチャイチャするのはそこまでにしてくださーい!とりあえず何としてでも柳川黒樹を止めるんですよね。」 とナギサが言う。 「その為にはまずは手持ちを完成させなきゃだな。今いるのがリザードンとゲッコウガだから、ギルガルド、ミミッキュ、ライコウかコケコ、ランドロスが必要か。」 と俺は言う。 このパーティは俺が普段からレートで使ってるポケモン達だ。 「いつもレートに潜る時に使ってるポケモン達だよね。なら私はギガイアス、バシャーモ、バルジーナ、キノガッサかな。」 と言うリン。 俺のパーティがグッドスタッフというなら、リンのパーティはキノガッサで眠らせたり、バシャーモを起点にバトンタッチでメガクチートで全抜きしたり、ロックブラストでタスキ破壊したりする連携を重視したパーティだ。 「私は水タイプで行くよ。」 ナギサは水統一パーティにするようだ。 自分の好きなポケモンのタイプだけっていうのも良いかもしれないな。 俺やリンは勝つ為の手持ちだが、ナギサは楽しむ事を1番に考えてる。 と考えていると、 「貴方がユリカですか。噂通り。ソルガレオを吸収したネクロズマを持っている。」 と言う声が聞こえた。 「お前は…?」 と俺が問うとトレーナーのプロフィールを見せてきた。 「ノーチラス…。…!?ランク99だと!?」 「「「「!?」」」」 「そんな細かい事はどうでもいいでしょう。それよりそのネクロズマを下さい。」 「!?嫌です!この子は私のポケモンです!」 するとネクロズマが出てきて、 「俺も拒否する。」 と言った。 「ポケモンが自分の意思を持つとは、流石開発チームから贔屓されているだけある。まあ、応じてくれないならこうするまで。」 するとノーチラスはダークライを出して、 「そこの神父にダークホール!」 レインにダークホールを放ち、レインが眠ってしまった。 「この神父は持って行く。」 と言い、奴はレインを連れ去った。
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