2章

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レイン視点 「んぁ…。…ここ、は…?」 僕はノーチラスという男のダークライにダークホールで眠らさせられて、そこからの記憶がない…。 そこへ、 「お目覚めのようですね、神父さん。」 「ノーチラス…。」 ノーチラスが現れた。 「…まさか君もユリカを…!」 「お目当てがユリカなのは間違いではない、な。更にお前達が肉体関係にあり、愛し合っていたと柳川黒樹に教えたのも僕です。」 「…!?」 「まあ、ユリカよりも良い器が見つかったので、そちらを狙っていこうかと思います。貴方は我々の戦力になってもらいましょう。スリーパー、彼に催眠術!」 「うぐ…。」 ここで僕の意識は途絶えた。 (もう少しで…は蘇る…。) ゼロ視点 「おい待てユリカ。アンタ、どこへ行く?」 「決まってます。レインを助けに行きます!」 まあ、普通はそうだよな。 「別に止める気はねえけど、その場所は知ってるのか?」 「…いえ。」 「まあ俺が思うのは、ユリカが目的な筈だ。だからその人質となってるレインはまだ死んでない筈だ。リンとナギサは特訓してる。そこで、だ。俺達もバトルだ。勿論決闘モードでな。」 と言い、ユリカに有無を言わさずに決闘モードに突入した俺。 「さあ来い!行くぞリザードン!」 「…お願い、アシレーヌ!」 ほう、アシレーヌ…水妖精か。 悪くない選出だな。だがな、 「最初から全力だ!メガシンカ!」 俺はいきなりメガシンカさせてリザードンはメガリザードンXになった。 これでとりあえず水は等倍になったな。 妖精は等倍になっちまったけど、な。 「リザードン!龍の舞!」 俺はリザードンに龍の舞を踊らさせ、攻撃力と素早さを上昇させた。 「アシレーヌ!泡沫のアリア!」 「突っ込めリザードン!懐に入って雷パンチ!」 水に耐性がついたリザードンに突撃させて雷パンチをヒットさせた。 「…!ゼロさん、貴方、中々酷いんですね。苦手な水に突撃させるなんて…!」 「あのなぁ、リザードンはメガシンカして水に耐性がついたんだ。そんなのも知らなかったのか?それともレインが連れ去られてパニクってるのか?」 と言う俺。 まあ、おそらく後者だろうけど。
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