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「ジョージが欠けた穴を埋めるのは、とても困難だ。あいつはうちのチームの誰よりも完璧な兵士だった。そこで副指揮官は今後2名にしたいと思う。まず、東園寺彩子少尉、きみが第一副指揮官だ」
名前を呼ばれたサイコがさっと頬を上気させた。
「ただしいつもぼくのとなりにおくには、サイコの攻撃能力は惜しい。ぼくの近くで補佐するのは……」
クニが期待をもった目で見つめてくる。あっさりと無視してタツオはいった。
「2人目の副指揮官は、天童寂矢少尉だ。呪術を戦場全域に広げながら、ぼくの補佐をお願いする」
テルがつぶやいた。
「ほう、そうきたか」
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