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夢を追い続け頑張る友人の話をしようと思う。 彼女は大学生活を遊んで過ごすことも選べたのに、茨の道を歩き、叶う可能性が低い夢を追うことを選んだ。 その友人と会ったのは、四月のことだった。 当時私は人と話すことが苦手で、ろくに人と喋っていなかった。そんな私と普通に話してくれて、私のことを偉いと言ってくれた。 時折連絡をするのだが、その度に嬉しい言葉をかけてくれる。 その友人の言葉に私はどれだけ救われただろうか。私も彼女を応援している。茨の道だろうと、乗り切れると私は信じている。 またこんな暗い文面を書くことがあるかもしれない。それでも、離れることは出来ない。離れられないぐらい好きで、大切なものが出来てしまったから。それは、今までの私に無かったものだ。例え辛くても頑張って、今度は逃げずに戦おうと思う。 私が突き進む先にあるのは、闇と光、どちらだろうか? それが光であることを私は願う。 そして、私が憧れている人たちの願いが叶うことも祈っている。 私はその人を好きでいることを諦めようと思う。だけど、これからもその人の明るさと一生懸命な姿に憧れ続けるのかもしれない。憧れ続けた結果、そこを去りたくなったとしても、憧れてしまうのかもしれない。少し情けないような気もするが、これは仕方が無いことかもしれない。 あなたが好きです、なんて言えたらどれだけ楽だったか。最初から好きになんかなってもらえないだろうと分かっていたのに……。何も告げることは出来ない。そしたら、私は一つの居場所を失ってしまうか、失わせるかもしれない。 皆が頑張ろうとしている中で、そんなことをするのは、私にはできない。
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