50人が本棚に入れています
本棚に追加
私と孔明は、見つめ合った。
「そんな天使に、恋をしていた人は誰だっけ?」
「うるさい。その恋があったからこそ、千晶とも向き合おうって、決めたんだ。」
だんだん、唇が近づいて孔明とキスしようとした時だ。
「はーい!その天使がやってきたよ!」
声のする方を見ると、高そうなコートを着たららちゃんが、立っていた。
「らら!」
「ららちゃん!」
「へへへ。私って、キューピットだったんだね。」
ららちゃんは、それこそ天使のように、笑った。
- Fin -
最初のコメントを投稿しよう!