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「中に入るよ。」
「おう。」
中に入ると、キッチンの前に小さなテーブルが置いてあって、小さな椅子が並べてあった。
「朝ご飯は?」
「まだ。今、起きたばっかなんだ。」
「ふうん。」
冷蔵庫を覗く孔明は、卵を二つ取り出した。
「今日はいい天気だよ。」
「そうだな。」
「布団、干しなよ。」
よせばいいのに、余計なお世話を口走った私は、椅子から立ち上がると、孔明が寝ていたベッドの布団をはいだ。
「おい!止めろ、千晶。」
孔明が振り向いた時には、既に遅かった。
私の目の前に、裸のお姉さんが横たわっていたからだ。
「な、な、な、!」
「ふぁー!もう朝?」
布団で胸を隠し、長い足をベッドから放り出す。
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