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「なんだ、千晶か。」
「なんだじゃないですよ!ひな野さん!!」
彼女は、自称・孔明のセフレみたいで、たまに公明の家に泊りに来る。
「孔明、朝ご飯まだ?」
「今、作っている。」
近くにあった孔明のシャツを、裸の上に羽織り、私がさっきまで座っていた椅子に向かって、リズムを取りながら歩いて行く。
残された私は、まだ顔を赤くしていて、二人の方を見る事ができない。
ひな野さんが裸でいるって言う事は、その、昨日の夜。
そう言う事を、二人は致している訳で。
24にもなるのに、まだ経験していない私にとっては、見えない壁がそこにあるかのようだ。
「ほらよ。」
「ありがとう。」
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