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「あーあ。今日も天気いいなぁ。パチンコにでも、行ってくるかな。」
「本当に、それしか頭がないんだね。」
あのクリスマスの後、私達は付き合うようになって、孔明はバイト先で雇って貰えるようになった。
「まあ、趣味みたいなものだからさ。」
「はいはい。」
まあ、これでも以前よりは、よくはなったかな。
「はぁ。ららちゃん、元気にしてるかな。」
何気にそんな事を、口にしてみた。
「そうだな。あいつの事だから、また家を抜け出して来たりしてな。」
「ははは、そうね。」
そして、冬の青空を見ながら、孔明が言った。
「ららは、天使だったのかもしれないな。」
「天使?」
「ああ。俺と千晶を繋ぐ、天使。」
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