第5章 放心状態

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私と孔明は、見つめ合った。 「そんな天使に、恋をしていた人は誰だっけ?」 「うるさい。その恋があったからこそ、千晶とも向き合おうって、決めたんだ。」 だんだん、唇が近づいて孔明とキスしようとした時だ。 「はーい!その天使がやってきたよ!」 声のする方を見ると、高そうなコートを着たららちゃんが、立っていた。 「らら!」 「ららちゃん!」 「へへへ。私って、キューピットだったんだね。」 ららちゃんは、それこそ天使のように、笑った。 - Fin -
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