Laundry

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***** 朝は急いでいたし、最近は話もろくにできてなかったから真亜子をランチに誘うつもりで本日2回目のリフォーム部を覗いたのに。 「え、帰った?」 「心配させるから連絡せずに帰ったのね。朝から調子が悪かったんじゃないの?何聞いても俯いて首振るだけでねぇ」 これは、爆発する手前か…… 仕事も家庭も全力を尽くす真亜子が最近電池切れしている認識はあった。 一人暮らしの経験のない真亜子に家事全般を一気に任せるのは無謀なこと。結婚を決めた時点で密かにワイシャツは買い足して予備を確保したし、レトルトや惣菜は嫌いじゃないとアピールしたつもりだった。 頑張っている姿を見守りつつ真亜子のママも週末に大量に常備菜を持って来てくれて、レパートリーが少なくまだまだ手際の悪い真亜子を助けてくれている。 残業をこなして帰宅してレシピを見ながらの夕飯の支度。片付けを済ませてソファでうたた寝する彼女を起こして風呂を急かす。目を覚ませば明日の準備だと動き回っていて二人でゆっくり過ごす時間はない、そんな毎日が続いていた。 今朝の一件で爆発したか…… ため息をついた。
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