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「それでは、俺は光二とチェンジして仕事に行ってきます」
俺は二重人体という、同じ空間に二人が存在する者であった。
体も頭脳も別物であるが、同じ空間にいる光二と、一人の人として存在している。
俺と光二はチェンジして生活していて、夜は光二の時間になる。
「守人、首を突っ込むなよ」
俺は光二にチェンジすると、光二の中の空間に取り込まれている。
光二の中にいるといっても、俺の第二の家のような感じででもあった。
内臓などはあるのだが、適当に通過もできるし、触れる事も可能であった。
元々が異なる空間に存在し、重複しているので、
表に出ていない方の存在が薄いのかもしれない。
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