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「志摩、目がまわるから……転がすなって。それに、腹とか触るな、くすっぐったい、
ひゃははは、志摩、止め!」
志摩の手が、脇などに触れるので、笑いながら転がってしまった。
「志摩、ストップ。ひゃははは、笑って苦しい……はは」
志摩の手の中に蹲ると、そのまま笑ってしまった。
「くすぐられて笑うのは、ガキだな」
黒川が、俺を馬鹿にしている。
「まあ、守人様は輝夜で、育ちが遅い上に、仮死が数回あるからな、ガキか」
笑い過ぎて、涙が零れる。
俺は、守人という名前だけではなく、出身村の壱樹村では、守人様という存在であった。
守人様は、光とのリンクを持ち、村に光を与えている。
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